価格・課金設計
【商品・サービス】 個人事業主・小規模事業者向けの、 AIを使った簡易業務整理サービス。 現在の業務や困りごとを入力すると、 ・優先して整理する業務 ・繰り返し発生している作業 ・自動化候補 ・人が判断すべき作業 ・次に確認すること を整理して返す。 【対象顧客】 日常業務が増えているものの、 専任の業務改善担当者がいない個人事業主・小規模事業者。 【現在の提供内容】 現在の業務や困りごとを入力してもらい、 AIが業務を整理し、 「最初にどこを見直すか」を分かる形で返す。 【現在の価格】 1回3,000円。 【現在の課金方式】 単発課金。 【現在の価格は正式価格か検証価格か】 検証価格。 正式価格ではない。 【これまで試した価格】 3,000円のみ。 【価格ごとの案内条件】 1回3,000円で、 既存接点のある個人事業主・小規模事業者10人へ案内した。 全員に同じ提供内容、 同じ説明・訴求、 同じ販売方法で案内した。 【価格ごとの実際の購入】 3,000円: 2人購入。 【価格ごとの実際の支払い】 3,000円: 2人が実際に支払った。 【購入者から確認できた価格に関する発言】 購入した2人について、 3,000円をどう感じたかは確認していない。 「安い」 「高い」 「妥当」 などの価格評価は聞いていない。 購入理由も確認していない。 【未購入者から確認できた価格に関する発言】 3人から、 「3,000円では買わない」 と明示的に回答があった。 ただし、 ・高すぎると感じたのか ・少し安ければ買うのか ・大幅に安ければ買うのか ・価格以外にも理由があるのか までは確認していない。 【具体的な価格で確認された支払意思】 確認できていない。 「2,000円なら買う」 「1,500円なら買う」 などの具体的な支払意思は、 誰からも確認していない。 【具体的な価格で確認された購入拒否】 3,000円について、 3人が「3,000円では買わない」と回答した。 それ以外の価格については、 購入拒否も支払意思も確認していない。 【利用回数・利用頻度】 購入した2人は、 それぞれ1回利用した。 【再利用】 確認できていない。 【再購入】 確認できていない。 【継続利用】 確認できていない。 【継続支払い】 確認できていない。 【1件あたりの直接費】 確認できていない。 【決済手数料】 確認できていない。 【外部サービス利用料】 確認できていない。 【人による作業時間】 1件あたりの作業時間は記録していない。 【その他確認できている提供コスト】 確認できていない。 【現在検討している価格候補】 利用者としては、 次は1,500円くらいで試してみたいと考えている。 ただし、 顧客から1,500円なら買うと言われたわけではない。 【各価格候補を検討している根拠】 1,500円については、 「3,000円では買わない」と言われたため、 半分くらいまで下げれば買われるのではないか、 と自分で考えているだけ。 顧客発言、 過去の販売実績、 提供コストなどに基づく根拠はない。 【現在検討している課金方式候補】 現在の単発課金を継続する想定。 月額課金などは検討していない。 【各課金方式候補を検討している根拠】 これまで単発課金で案内してきたため。 ただし、 単発課金が最適かどうかは確認していない。 【価格・課金に関する顧客要望】 3人から 「3,000円では買わない」 という発言があった。 その他、 ・月額にしてほしい ・従量課金にしてほしい ・安いプランがほしい ・無料期間がほしい などの要望は確認していない。 【価格・課金上の制約】 特に確認できていない。 最低価格、 最低粗利、 決済手数料を含めた下限価格なども決めていない。 【価格以外で維持したい販売条件】 次の価格検証をする場合は、 ・対象顧客 ・提供内容 ・説明・訴求 ・販売方法 ・既存接点への直接案内 は変更せず、 価格だけを切り分けたい。 【まだ原因不明のこと】 ・購入した2人が3,000円をどう評価していたか ・購入した2人がなぜ購入したか ・3,000円では買わないと答えた3人が、別価格なら買うか ・その3人はいくらなら買うか ・価格以外にも未購入理由があるか ・提供内容への評価 ・既存接点であることが購入に影響したか 【まだ未検証のこと】 ・3,000円以外の価格 ・1,500円での購入 ・2,000円での購入 ・別課金方式 ・再利用 ・再購入 ・継続支払い 【自分ではどの価格・課金方式がよいと考えているか】 1,500円くらいに下げて試してみたい。 3,000円では買わないと言われたため、 半額なら買われるのではないかと思っている。 課金方式は、 今のまま単発課金でよいと思っている。 【今回特に判断したいこと】 ・3,000円を見直すべきか ・1,500円を次の検証価格にしてよいか ・別の価格を設定するべきか ・具体価格をまだ決めない方がよいか ・単発課金をそのまま続けてよいか ・月額課金などを考えるべきか ・採算性について何が言えるか ・次に何を確認してから価格を決めるべきか
【価格・課金に関して確認できたこと】 - 現在確認されている価格:1回3,000円 - 実際に支払われた価格:1回3,000円 - 10人に案内し、2人が購入・支払い - 確認済み売上は合計6,000円 - 発言として支払意思が確認された価格:なし - 「1,500円なら買う」「2,000円なら買う」などの回答は得られていない - 購入拒否が確認された価格:1回3,000円 - 3人が「3,000円では買わない」と回答 - 値下げすれば購入するか、価格以外にも理由があるかは不明 - これまでの検証価格:1回3,000円 - 正式価格:未決定 - 利用者が希望しているだけの価格:1回1,500円 - 顧客の支払意思、販売実績、採算性に基づく価格ではない - 1件あたりの作業時間や外部費用などが不明なため、3,000円・1,500円のいずれについても採算性は判断できない 【現在の価格の位置づけ】 1回3,000円は、正式価格ではなく検証価格である。 実際に2件支払われたため、今回の対象者・提供条件で成立実績のある価格ではある。一方、3人から明示的な購入拒否もあり、購入者の価格評価や未購入理由も確認できていない。 したがって、3,000円を正式価格、最適価格、妥当な価格とは確定できない。 【課金方式の位置づけ】 現在の課金方式は単発課金である。 - 単発課金で2件の支払い実績がある - 現在確認できている利用は、購入者1人につき1回 - 価格だけを切り分ける検証では、単発課金を維持することが適切 ただし、単発課金が最適と確認されたわけではない。再利用、再購入、定期的な利用需要、継続支払意思は未確認であるため、月額課金へ変更する根拠もない。 【採用できる価格候補】 現時点で根拠を確認できる価格候補は、1回3,000円のみである。 根拠は、同一の提供内容・説明・販売方法において、2人が実際に支払った実績があること。ただし、採用できるのは検証上の基準価格としてであり、正式価格としてではない。 3,000円以外の価格については、現時点で次回販売に採用できるだけの根拠がない。 【採用できない価格候補】 - **1回1,500円** - 利用者が希望している価格にすぎない - 1,500円での支払意思、支払い実績、採算性が確認されていない - 3,000円の半額であること自体は、価格設定の根拠にならない - **1回2,000円** - 支払意思、支払い実績、採算性のいずれも確認されていない - **その他の値下げ価格** - 顧客から具体的な支払意思が示されていない - **月額価格** - 継続利用や継続支払いの実績・意思が確認されていない これらは需要がないと確定した価格ではなく、現時点では採用根拠が不足している価格である。 【次に検証する価格】 現時点では、3,000円以外の具体的な検証価格を決定しない。 まず、顧客の具体的な支払意思と提供側の採算下限を確認する。その両方を満たす金額が得られた場合に、次の検証価格として設定する。 1,500円は、現段階では次の検証価格にしない。3,000円は、追加価格を検討する際の基準価格として扱う。 【次に検証する課金方式】 単発課金を維持する。 価格の検証と同時に課金方式を変更すると、結果が価格によるものか、課金方式によるものかを切り分けられないためである。 月額課金は、定期的な利用需要と継続支払意思が確認された後に、別の検証として判断する。 【この価格・課金条件を選ぶ根拠】 - 3,000円には2件の実際の支払い実績がある - 3,000円では買わないという回答も3件あるが、他の価格なら買うとは確認できていない - 1,500円や2,000円には、具体的な支払意思も販売実績もない - コスト情報がなく、値下げ可能な下限価格を判断できない - 単発課金では支払いが成立しており、現在確認されている利用も1回のみ - 月額課金を支持する再利用・継続支払いの事実がない - 価格だけを検証するには、課金方式を単発のまま固定する必要がある 以上から、現段階では任意の値下げ価格を設定せず、単発課金を維持したうえで価格決定に必要な情報を先に回収する。 【維持する販売条件】 次回の価格検証では、以下を変更しない。 - 対象顧客:個人事業主・小規模事業者 - 提供内容 - 説明・訴求 - 販売方法 - 既存接点への直接案内 - 課金方式:単発課金 根拠のある検証価格が決まった場合、変更する条件は価格だけとする。 【まだ確定していないこと】 - 購入者2人が3,000円をどう評価したか - 購入者2人が購入した理由 - 同じ内容を再び3,000円で購入する可能性 - 「3,000円では買わない」と回答した3人の未購入理由 - その3人が別価格なら実際に購入するか - 顧客が具体的に支払う意思のある金額 - 残りの未購入者5人の未購入理由 - 1件あたりの作業時間、直接費、外部サービス利用料、決済手数料 - 3,000円や値下げ価格での採算性 - 再利用、再購入、定期利用、継続支払意思 - 既存接点が購入に与えた影響 - 単発課金が長期的にも適切か 【正式価格として判断できるか】 判断できない。 3,000円には支払い実績があるが、対象人数が10人であり、価格評価、未購入理由、再購入、採算性が確認できていない。したがって、売れたという事実だけで正式価格にはできない。 1,500円についても、利用者の希望以外に根拠がないため、検証価格にも正式価格にも現時点では採用できない。 【最終価格・課金設計】 - 正式価格:未決定 - 現在確認済みの検証価格:1回3,000円 - 次の新しい検証価格:追加確認後に決定 - 課金方式:単発課金を維持 - 1,500円:現時点では採用しない - 月額課金:現時点では採用しない - 検証方法:対象顧客、提供内容、訴求、販売方法、課金方式を固定し、根拠のある価格が決まった後に価格だけを変更する - 採算判断:コスト情報が不足しているため保留 【次の行動】 1. 購入者2人と未購入者に、購入・未購入理由、3,000円への評価、具体的な金額での支払意思を確認する。 2. 1件ごとの作業時間、直接費、外部サービス利用料、決済手数料を記録し、採算下限を算出できる状態にする。 3. 顧客の具体的な支払意思と採算下限の両方を満たす場合に限り、次の検証価格を設定する。 4. 単発課金とその他の販売条件を維持し、価格だけを変更して再販売し、実際の購入・支払いを記録する。 5. 検証結果を初期販売結果分析または販売改善判断へ戻し、正式価格を決められるか再判断する。